新年のご挨拶
2011.1.1
あけましておめでとうございます。
十人十色スキークラブも1984に創部以来、今年で27年目を迎えようとしています。
この27年間にスキーの技術も大きく変わり、技術だけではなくスキーやウインタースポーツを取り巻く環境さえまでも、信じられないくらいに変わってしまいました。
1984年当初、だれがこのような温暖化を予想したことでしょうか? 学者達は気がついていましたが、我々スキーヤーはそれを深く考えることなく漫然と過ごしていたのが現実です。
しかしながら、12月に入っても20℃近い気温をマークするような昨今、スキーヤーにとって雪不足は深刻な悩みになってきました。むろんJESCにとってもそれは大きな悩みです。私たちのみならず、未来の子供達にも雪山の楽しさ、スキーの自由奔放な爽快感、レルヒ少佐がスキーを伝えてから100年もの間ずっと引き継いでこられたものを、我々の代で閉ざしてしまうことがあってはなりません。
2011年の卯の年に、我々JESCは環境問題を深刻に考えて、たとえばアイドリングの停止とかちょっとした距離は自転車は歩行で行くなど、身の回りの小さなことから始めることをがんばってみたいと思います。自分くらいは良いだろうではなく、自分だけでもやってみようの精神が大切です。
結果、我々の楽しみであるスキーがこれからも長く続けられるようになってくると私は信じています。
新年早々にちょっと悩ましい話になってしまいましたが、JESCは今年も地球環境に優しい、そしてめちゃくちゃ楽しいそんなスキークラブであり続けたいと願っています。
代表:渡部