新年明けましておめでとうございます。

2009.1.1

今年もスケールでっかく行きましょうね。　みなさん明けましておめでとうございます。昨年はアメリカのサブプライムに端を発し、歴史的に見る世界的な不況の中、一年が終わりました。そしておそらくは今年も厳しい環境から新しい年が始まることだと思います。
　そんな状況の中、今年ＪＥＳＣはおかげさまで２５周年を迎えることができました。振り返ってみるとこの２５年の中にスキー業界そのものの栄枯盛衰を垣間見ることが出来ました。あの「私をスキーに連れてって」ブームで、スキーバブルが日本のゲレンデを疾風のごとく吹き荒れ、関越高速のどこまでも続くテールランプの大渋滞のスキー行。スキーイングin津田沼、ＳＳＡＷＳなんてのも今はひたすら懐かしいだけですね。そしてやがて迎えるスノーボードブーム。次から次に生まれる新しいアミューズメントにより、スキーのみならずスノースポーツからの人口離れ。そして今スキー業界は氷河期を迎えようとしています。
　こういった激動の四半世紀の中、JESCはみなさんの熱い情熱と友情とそして並外れた遊び心に支えられ、極端に縮小化することもなく活動を続けることが出来ました。心から感謝の意を捧げたいと思います。
　ここのところSAJの動きや考え方を見ていると、どうしてもスキーの楽しみ方を一つの方向に向けさせようとして、向けさせられないジレンマに陥っている感がぬぐえません。スキーって基礎スキーやアルペンだけではありません。例えばパウダーを思い切り滑ること、ちょっとしたピクニックスキー、さらにはクロスカントリーなど、様々な楽しみ方があると思います。これらのスキーの楽しみ方に、指導員やデモといった肩書きは必要ありません。でも楽しむきっかけを与えてあげることが出来るのが我々超一流の三流スキーヤー軍団「ＪＥＳＣ」だと思うのです。みなさんの持つサービス精神とあの最高の遊び心、そして何よりもスキーが大好きだという気持ちこそが、これからのスキースポーツを活性化していく重要なパワーです。そういう意味でこれからもJESCは enjoy on the snow　をテーマに、一応基礎スキーというカテゴリーをベースにしながら、本来のスキーの楽しみ方をみんなで研究して行きたいなと思っています。
　基礎スキーだけではなく、もっともっとスケールを大きくして「JESCって楽しいよ」って思ってもらえるクラブ作りを目指していきましょう。またまたみなさんの協力をお願いいたします。

代表：渡部