Unity-Q1、 Unity-Q2
- 管理人の試乗記:実のところ、このスキーのポテンシャルにはほとほと驚かされてしまう。ハードパックされた斜面から軟雪、悪雪、さらにはコブまで、とにかくオールラウンドに滑ることが出来る。この板を試乗した時は湿雪の中だったが、特に不安を感じることもなくロングからショート(特にショートのフィーリングは良い)まで滑ることが出来た。、特筆すべきはQ2のコブの中での操作性。コブで悩むあなたにとってこの板は最高の救世主になってくれることは間違いないって感じの板だった。
TC-SR
- 管理人の試乗記:この板確かにRだけ見るとR22以上の思い切りロングターンよりの板。こういう板って上手い具合に操作するのが難しいって印象があるのだが、SRはちょっと違う。ある意味、この板こそ今年のオガサカの特徴を十分に表現した板の代表ではないかと思ってしまう。滑り始めるとプレターンでいきなり思ったよりも簡単にターンのきっかけがつかめる。これは板のフレックスがソフトになったことが影響しているのだと思う。そして速度が上がり始めると、とたんにこの板は重量感を持ったフィーリングへと変わってくれる。まさにパワステ的な板。ソフトフレックスとハイトーションの絶妙なバランスが、ターン導入時のきっかけのつかみやすさと、高速時の安定性を見事に両立させている。ロングにお悩みのあなた、是非是非お奨めの相棒ですぜ。
TC-QR
- 管理人の試乗記:この板は日本のゲレンデを楽しむという目的であれば一押しの板と言える。Rは当然ショートようなのきつめに出来ている。そのため当然のごとくターン導入はイージーに出来る。さすがに白樺の壁をフルに使って滑るというのは間が持たないが、滑り手がもっとも気持ちよく滑ることの出来るミドルターンでは、最高の抜けと操作性を実現してくれる。コブを楽しみたい輩にもこの板はしっかりと応えてくれる。トップの柔らかさがコブの凹凸に柔軟に対応してくれ、しっとりとしたアークでバンクも難なくこなすことができた。ショートはもとより、コブフリークにはエクスタシーを感じさせてくれるテクニシャンな一本だ。
KS-RF、KS-RF/G
- 管理人の感想:オガサカを代表する板ケオッズシリーズ。来シーズンはシェルトップ構造をひっさげてソフトフレックスで登場だ。Rを見るとやはりオールラウンドの一本。ロング、ショートを自由にこなすことができるが、ソフトフレックスになった来シーズン。ショートの操作性が大きく向上している感があった。でも、ロングの時のどっしりした感じは従来のKSシリーズのまま。検定なんかを考えている人にもお勧めの一本と言える。コブの中でもフルバンクとなるとちょっと難しいところがあるが、オーソドックスにコブを攻めることは十分に出来た。RF/Gは女性にはお勧めの一本。ターンのきっかけ、さらにはコブでの操作性で最高の相棒になってくれると思う。 でも、なんて言うんだろう。この板を乗った後、オガサカの原点手これだ!って感じになってしまう。
SL
- 管理人の感想:私はこの手の板が大好き!それだけのことなのだが、QRよりも明らかにトーションが強い。そのためコブではそれなりにテクが必要。でも、なぜか好きになってしまう。カービングショートもQRの方が絶対にやりやすい。それでも好きなのだ。きっとQRにない切れ味が良いのだろう。この板を軟雪で試乗した人は気をつけて欲しい。軟雪や悪雪ではSLみたいに固めの板の安定性が魅力的に感じてしまう。でも、あきらかにコブ斜面では泣かされてしまう。そのくらいに切れ味にこだわった板なのだ。